Last Updated:2016/09/28
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(7)イベントを作成する

【入門編】でも少し触れていますが、ゲーム間で呼び出すイベントを作成してみましょう。ここでは必要最低限のスクリプトコードを使って、イベントを作成していきます。

※ここで使用するスクリプトコードは以下の5種類です。

 ・【グラフィック表示】:指定した画像を表示します。
              立ち絵を表示する場合は背景画像を指定します。

 ・【テキスト表示】:メッセージウインドウにテキストを表示します。

 ・【BGM再生】:指定したBGM(サウンドファイル)を再生します。

 ・【クリック待ち】:イベントを一時停止して、クリック待ち状態にします。
            特にテキスト表示後は必ず設定しておきましょう。

 ・【選択肢表示】:選択肢によってシナリオを分岐します。

@ イベントを選択する
スクリプトを記述するイベントを選択します。
『ツクって ADV!!』では、イベントは選択出来ません。

 イベント選択

『ツクって たいぴんぐっ!!』では、必要に応じてイベントを追加します。
 イベント設定

 イベント選択

A ラベルを選択(または追加)する
スクリプトを記述するラベルを選択(または追加)します。

ラベルは、主に選択肢やルート設定によるシナリオ分岐に使用します。
(『ツクって ADV!!』では、選択肢によるシナリオ分岐のみ)
ルートが設定されていない場合は、必ずメインラベルから実行されます。
(『ツクって ADV!!』は除く)

 ラベル設定

 ラベル選択

B スクリプトを記述する
スクリプトと言われると少し難しく感じるかもしれませんが、絵やセリフを順番に表示していく紙芝居のようなものだと思っていただければ結構です。

例えば、以下のようにスクリプトを記述してプレビューを実行してみましょう。

 【グラフィック表示】//ファイル名
 【テキスト表示】//表示テスト
 【クリック待ち】//

 イベントスクリプト

 イベントプレビュー

指定した画像とセリフを表示して、クリック待ち状態になればOKです。

次に、選択肢によるシナリオ分岐を設定してみましょう。

あらかじめ分岐先のラベルを作成して、(分岐したことがわかるように)以下のスクリプトを記述しておきます。

 【テキスト表示】//分岐先ラベル名
 【クリック待ち】//

 イベント分岐先スクリプト

以下のように選択肢によって実行されるラベルを指定します。

 選択肢設定

 【グラフィック表示】//ファイル名
 【テキスト表示】//表示テスト
 【クリック待ち】//
 【テキスト表示】//分岐テスト
 【クリック待ち】//
 【選択肢表示】//<"選択肢1":分岐先1>,<"選択肢2":分岐先2>

 イベントスクリプト

プレビューを実行して、選択肢毎に指定ラベルのイベントを呼び出すことが出来ればOKです。

 イベントプレビュー

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